2009年10月20日

列車の時刻表

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世の中にはいろいろな趣味を持つ人がいるが、私の目から見て、きわめて「特異」な空気をプンプンと放っているのが鉄道マニア、いわゆる「鉄っちゃん」だと思う。列車そのものに興味を持つ人がいる一方、時刻表マニアなんていうジャンルもあるのだそうで、最新の時刻表が発売されるとすぐに購入。誤植を見つけて報告するのが楽しみ(はぁと) なんていう人がテレビに出ているのを見たことがある。以前、鉄道マニアナンバーワンを決める番組で上記イラストの設問があった。私にはよく分からない世界だ。(褒めてますよ) 

時刻表検定 というものが今年で最後になるというニュースを読んだ。 昔は大ベストセラーならぬ「超」ベストセラー。しかも不動のベストセラーだった時刻表。しかし今ではインターネットでの検索が主流となり、時刻表検定の役割も終えたという判断らしい。 

・・・と、分かったように書いては見たものの、そもそも時刻表検定ってなんじゃらほい? 時刻表を丸暗記しなければならないのかな? 『越後線下り09時〜10時の新潟発は何本あるか、記せ』なんて設問があるのかな? 

調べてみると、時刻表の「使い方」の検定なので、なにも運行表を暗記する必要はないらしい。あたりまえか。試験会場には時刻表の持ち込みと参照は許されているので、設問に応じて時刻表をくくり、最適な列車やルート、乗り換え方法を選択していく。のだろう。(予想)

検定には一種と二種の二種類あり、さらに点数によって級がわかれる。、第一種には「博士」「1級」「2級」。第二種には「3級」「4級」「5級」。 この資格を持っていると、旅行会社に就職する際には特記事項として優遇されたりするのかな。それとも、単なるマニアの自己満足の世界? さぞや歴史のある検定かと思ったが、実は今年で15回目。 なんだそんなものなのかというのが正直な気持ちだ。

もう20数年も前の話。私がヨーロッパを40日間ほど一人旅した際、トーマスクック、、、といったかな?ちがったかもしれない・・・ヨーロッパの主な列車が記載されている時刻表を東京の書店で購入し、現地に持って行った記憶がある。 赤い表紙の時刻表。出発までの一ヶ月間、時間があると自室で時刻表をながめ、あれこれとヨーロッパの風景を想像しながら旅行プランを練った。それだけで十分にわくわくと楽しかった。

物心ついたときからネットが身近にあった若い人ならともかく、おそらく買ったことのない日本人などいないだろう時刻表。 列車に乗って旅行に行くとなれば、使うのは当然と思っていた時刻表。 特急や新幹線などでは、時刻表を手元においた旅行者やビジネスマンの姿を見るのは、ごくごく普通の光景だ。

しかし一般人が時刻表を使うというのは、世界的にはとても珍しいらしい。 実際、ヨーロッパでは時刻表をくくっている旅行者にほとんど出会わなかった。むしろ時刻表を手にしている私が、乗り継ぎについて現地の人から質問されたくらいだ。 時刻表などという小難しいものは、駅員と、あとはせいぜい一部のマニアが使うものらしい。 旅行始めに知り合った人からその話を聞いて、『なるほど、時刻表ひとつとっても、日本人の几帳面さの表れなのだなぁ』と感心したものだが、しばらく旅行するうちに本当の理由を知った気がする。だって列車が全然時刻表通りにこないんだもの。特にスペインとイタリア。これじゃあ時刻表なんかあったって、意味無いよね。

posted by ちゃきん at 10:01| Comment(0) | TrackBack(0) |
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