三月下旬から、ムーンライト(ケンタッキーブルーグラス・冬芝)が伸び始めた。 そろそろ芝生の手入れも始動しようということで、まず初めにやったのが、くるみさんのおしっこ対策。
なにしろまともにおしっこをされると、効果てきめんにこのとおりだもの(泣く)。
既製品の柵は、たとえば竹製でも長さ1メートルで二千円とかそれなりの値段がする。そんなに立派なものは必要ないので自作することにした。ホームセンターにて、竹と塩ビパイプを購入。費用は1500円くらい。
普通のわんこさんならこのくらいの高さは「ひょい」と超えてしまうのだろうけれど、そこは筋金入り根性なしの彼女のこと、もう全然だめ。 トライもせず試合放棄。
次に芝刈り機の刃の研磨。 新潟市、河渡のコメリパワー、園芸センターで以前から探していた研磨セットをようやく発見。1980円は高いなと躊躇したが気合いで購入。 リールを逆転させるためのハンドル、研磨剤、ブラシ、それと芝刈り機の製品によっては必要になるピニオンキーがついている。
わが家の芝刈り機は5年ほど前にホームセンターで購入した8千円程度のもの。 県内燕市にある本宏製作所の手動芝刈り機ジョイフルモアー、型番はJH250だ。 研磨セットが使えるかどうかが心配したが、結論から言うと問題なしだった。 誰かの役に立つかもしれないので、手順を説明しよう。
研磨前の刃。写真ではちょっと分かりづらいが、かなり錆びている。なにしろ四年間、一度も研磨していなかったのだ。
当然のことながら、作業の際は軍手必須。 芝刈り機をひっくり返し、片側の車輪(両輪する必要なし)のキャップをマイナスドライバーを差し込んで外す。
車輪の軸受けにある金具を、ドライバー、あるいはラジオペンチで外す。 ちょっと力が必要。
車輪を外す。刃を回転させるピニオンギアが見えてくるので、これも外す。
ハンドルの形状は無事に合い、一安心。軸に入っているピンは簡単に抜けてしまうので無くさないように注意。 もしも外れた場合、向きに正逆があるので、間違った方向に差さないようにしましょう。(ギアをつけて回転させてみれば、分かるはず)
ブラシで研磨材を刃に塗ります。
固定刃調整つまみをやや強めに閉めます。
ハンドルを逆回転させます。刃でケガをしないようにくれぐれも注意!
ガリガリガリと大きな音がしますが、10秒も回していると静かになります。
研磨作業を二度繰り返しました。刃はこの通りにピカピカ。
固定刃調整つまみを調整し、刃がわずかにこすれる程度にします。試し切りで広告チラシを挟み込み、リールを回転させてみると、、、
見事にすっぱり。
さっそく伸びている部分を刈ってみた。 すっぱりと、実に気持ちいい切り口。
写真右側の高麗芝ゾーンも、芽らしきものがちらほらと見えてきました。