2009年10月08日

犬知恵?

飼い犬を連れて、嫁の実家に一泊した

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犬は場所と習慣でものごとを覚えるという。実際、わが家の飼い犬も環境が変わると動揺が激しい。普段問題なくやっていることが、全くできなくなったりする。

先日、犬を連れて嫁の実家に一泊した。 他人の家に犬を連れて行く際、一番困るのがトイレだ。 なにしろトイレを「自宅の場所」として覚えているため、自宅以外のではそれまでのトイレ習慣が通用しなくなる。日頃使っている同じ道具を持って行ってもダメなのである。

したがって、基本的には持参したケージの中に閉じこめることになる。日頃、寝るとき以外は自由に室内を行き来している彼女には、これがまず気に入らない。しかも周囲の匂いなどの環境も変わり、ストレスもかかる。いつもだったら旺盛な食欲も減退するのか、ごはんを与えても一向に食べようとしない。もちろん器もドッグフードも日常と同じものだが、まったく口をつけようとしない。

一食くらい抜いても問題ないだろうし、ま、そのうちお腹が空けば食べるかな、と放っておいた。彼女はむっとした表情でしばらくご飯を見た後、やおら妙な行動を取り始めた。

「後で食べよう」と思ったのか、それとも単に「見たくもないワン」ということなのか。そのあたりは彼女に聞くしか無いのだけれど、そして、聞いても答えてくれないのだけれど(あたりまえだ)、ベッドの毛布をご飯の上に被せて、隠そうとし始めた。

が、残念。そこはしょせん犬の知恵。彼女自身が毛布の上に乗っているから、いくら鼻先で押しやろうと頑張ったところで、毛布はちょっともうごかない。

それでも一生懸命がんばる彼女。嫁、義母と一緒に、影からその様子を見て大笑いしてしまった。

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2009年10月09日

三川きのこ園とヤスダヨーグルトの直売所

先日嫁の実家に一泊した帰りに、三川のきのこ園、ヤスダヨーグルト工場の直売所に寄ってきた。

三川きのこ園では、初めから買うものが決まっていたらしい嫁。さっそく干し椎茸を購入。一袋300g入りで1200円。

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私にはこれが高いのか安いのか正直なところよく分からないが、国産椎茸で、それも、これほどぶ厚いものが1200円なら十分にお買い得だと嫁。 実は数ヶ月も前から、「三川方面に行く機会があったら、干し椎茸を買おう」宣言をしていたくらいで、この日は2袋購入。とてもすぐには使い切れない。

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帰ってから、以前スーパーで買った国産干し椎茸と比較写真。左側がスーパーで買ったもの。袋のラベルを見たら30グラムで、確か400円くらい。右がきのこ園で買ってきたもの。大きさも肉厚も段違い。 確かに中国産に比べれば高いものの、国産干し椎茸としてはそうとうお買い得なのだろう。

三川きのこ園からUターン。新潟市に戻る途中でヤスダヨーグルト工場に寄る。 道がちょっとわかりにくいので、あらかじめ調べておくのが良いだろう。

嫁のお目当ては、直売所でしか売られていないという製品。 ヨーグルトもそうだが、アイスクリームも人気が高いらしい。

 

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工場内の駐車場には、平日にもかかわらず観光バスが2台停まっていた。どちらも県内ナンバー。どこかの社員旅行かしらん? 団体客が入店して混む前にと、さっさと直売所に入り、目をぎらぎらと光らせて物色する嫁。ここここ、怖い・・。

あらかじめのお目当ては、アイスクリーム。 珈琲パウダーのかかったカップアイス300円を食べてみた。

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 一般的に売られているアイスと違ってべたべたした甘さが一切ない。そして、牛乳の香りが口の中いっぱいに広がる。これはおいしい。ふと浮かんだのは、今まで飲んだ中で一番おいしいかった牛乳の思い出だ。

 大学を卒業し、就職した会社の新入社員研修。たしか栃木だったような気がする・・・が、全然違うかもしれない(汗)。 その宿舎に毎朝届けられていた牛乳が、これがもう、今でも私のナンバーワン牛乳として不動の位置を占めている。 その当時には既に珍しくなっていた、紙のふたがされた牛乳瓶。 爪の先でふたをはがすと、瓶の口の周囲に、なにかモワモワとしたものが固まっていた。 これが夏だったら、『腐っている?』とびっくりするところだが、何かの本で読んだことがある。新鮮な牛乳にしかできない、成分が固まったものだ。 飲むと、子どもの頃の学校給食を初めとして、これまで何百リットルも飲んできたはずの牛乳とは、香りが全然違う。おどろいた。おどろいて、研修が終わるまで、毎朝他人の分まで飲んだ。

と、余談が長くなったが、あのときの牛乳の思い出が、ヤスダヨーグルト直売所のアイスを口にしたとたん、頭の中に舞い降りてきたのだ。ああ、その会社は7年後に辞め、あのときの研修の内容も何もかも忘れてしまったけれど、牛乳の味だけは今でも鮮烈に舌と頭に刻まれているのであった。

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嫁はその他、消費期限がそろそろせまりつつある商品を袋詰めした「お徳用パック」を買っていた。

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上の写真の袋がそれで、800円。単純にひとつひとつ定価で合計すると1200円近くするらしい。実はこのパックを購入する前、嫁は『本当にお得なのか?』と、目を三角にして必死で計算していました。こういうところは尊敬します。というか、俺にはできねぇ。

posted by ちゃきん at 15:30| Comment(0) | TrackBack(0) | 旅行・外食など

2009年10月11日

オバマ大統領がノーベル平和賞

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私は今日、10時半から、じいさんばあさんの法事です。アルビレックス新潟のサポーターは天皇杯の会場、福井県に向かっている人が多そうですね。(※今日は福井県のテクノポートというスタジアムで、奈良クラブと天皇杯二回戦)

福井県といえば、私が大好きだったNHK朝ドラ「ちりとてちん」の小浜市。

おばまし。といえばオバマ氏。

オバマ氏といえば、ノーベル平和賞受賞が決まったそうだ。

アメリカのオバマ大統領がノーベル平和賞を受けることが決まった。 このニュースが流れた瞬間、世界中のいたるところで 「まだはえーよ!」というツッコミが入ったことは容易に想像できる。

それにしても、だ。改めてリアルにその様を想像すると、すごいぞ、世界同時のつっこみ。60億以上の人々の、白人から黒人から黄色人まで関係なく、宗教の垣根も越え、富めるものも貧しきものも等しく、ワールドワイドのツッコミ。ウィー・アー・ザ・ツッコミ。ツッコミは世界を救う。いや別に救わないけど。

以前からその選定に疑問の声が上がることがあったノーベル平和賞。 純粋に人類の平和に貢献した人を選ぶというよりは、「貢献してほしい」人に、いわば認定証として授与されることは幾度かあった。今回も間違いなく、その筋での受賞なのだろう。 ただ、それらの作為みえみえの過去の受賞と違って今回感心したのは、オバマ大統領自身が「期待値込みでの受賞」を自覚するコメントを発表したこと。 やはりただものじゃないなオバマ。(何様のつもりだ俺)

ふだんブログにアップするイラストは、下絵は鉛筆書きしたものをスキャンすることはあるが、色塗りはパソコン側でやっている。 画材が散らからないし、手も汚れないし、後片付けもいらないし。 でも昨日、めずらしくアナログ作業で最後まで全部やってみた。

新聞を見ながら下絵書き。携帯用の小さい水彩絵の具セットで色塗り。 スキャナで取り込んだら色が薄くなったので、ちょっとだけパソコン側で色調整。 おお、案外できるじゃん。俺。 ところでこうしてイラスト化してみると、オバマさんて、えなりかずきに似てね? いや、えなりかずきがオバマさんに似ているのかこの場合は。(似てません)

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2009年10月14日

Befcoばかうけ展望室

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万代島ビルの31階展望室の命名権(ネーミングライツ)を栗山米菓が取得、今年12月1日から2012年3月31日まで、「Befco(ベフコ)ばかうけ展望室」となることが決まったという。 ちなみにBefcoとは、米菓・フロンティア・カンパニー の頭文字を取ったのだそうだ。万代島展望室から見る新潟の景色は美しく、とりわけ夕日がきれいなときなどは、絶好のプロポーズのタイミングじゃないかとひそかに思っている。まだの人はぜひ行って、その眺望に心を打たれてみてほしい。

栗山米菓の社風なのか、商品にはしゃれっ気を感じられるネーミングのものが多い。今回ネーミングライツの元となった「ばかうけ」はソフトタイプのおせんべい。『ばか』とはこの場合「とても」の意味だ。ただ、この用法は一種の方言ではないかと思うので、はたして他県でもきちんと意味合いが通じるのか、ちょっと心配になる。 だって、『ばか』だよ、『ばか』。 日本語一般的には、ばかといえばバカであって、馬鹿である。『頭が悪い』、の意味なのである。商品名に『ばか』とつけるなんて、普通ならば恐ろしくて手が出せない領域だろうに、あえてグレーゾーンに踏み込む心意気というは、私は結構好きだ。

ちなみに栗山米菓の企業サイトのULRもすごい。なんたって、baka.ne.jpだ。栗山米菓以外の日本企業のいったいどこが、自社URLにbakaとつけるというのだ。バカ万歳。栗山米菓万歳。 いや、あまり調子に乗っているとさすがに怒られそうだけれど、栗山米菓さんごめんなさい。

新潟県民ならご存じの通り、新潟スタジアム(愛称・ビッグスワン)は2007年3月から東北電力により命名権が買い取られ、東北電力ビッグスワンスタジアムとなった。「ビッグスワン」という愛称はそのまま残すという粋な計らいだったので、アルビサポーターも違和感なく名称移行できたと思う。 しかしこのご時世だ。来年以降の契約更新がまだ済んでおらず、場合によってはビッグスワンが別名称になる可能性もあるだろう。

他地域では、日産スタジアム(横浜国際スタジアム)は日産側が更新しないことが決定した。 来年度以降はどうなるのだろう。トヨタやホンダが買い取ったら大混乱しそうだし、ヘンな伝統ができて、自動車メーカーが順番にネーミングライツしていったらもっと大変なことになる。おじいちゃんになったマリノスサポーターなんか、えらいことになっちゃうぞ。孫を試合に誘う際、 「えーとほら、充、じゃくて、和彦じゃなくて貴章。次のマリノスの試合、横浜国際、、、じゃなくて、日産スタジ・・・じゃなくて、ホンダスタジアムは3年前までで、去年まではルノースタジアムで、そうだ!BMWスタジアムでの試合を見に行かないか?」みたいな。たんこぶがひっこんじゃいそうである。じゅげむじゅげむである。

ということで、企業側の財布事情でスタジアム名が数年ごとに変わるとしたら、いろいろな点でいかがなものかと思う。 万代島の展望室は「ベフコばかうけ展望室」。略して「ばか展」。よし、ちゃきんさんはそう覚えた。少なくても10年は変わらないでいてほしいなり。

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2009年10月15日

大和デパートが新潟から撤退

今朝の新潟日報を見て、驚いた。デパートの大和が、県内三店舗を閉鎖する方針を固めたという。

大和、新潟店閉店は来年9月めど。長岡、上越は来年4月(新潟日報)
本県にある3店舗の閉鎖方針を決めた大和(金沢市)が、閉鎖時期について新潟店は2010年9月をめどに、長岡、上越両店は同年4月とする方針を関係者に示していたことが14日、分かった。15日に正式発表する。

私自身が最近、大和デパートどころか古町そのものにほとんど行くことがなくなった。したがって今になってしたり顔で、「それは悲しいですね」なんて言う資格は無いのだろうが、それでも、子ども時代のいろいろな思い出の場所となっていたひとつが姿を消すのは、心のどこかにぽっかりと穴が開けられてしまったような気分になる。

もう40年も前になるのかと、改めて自分の歳にびっくりするのだけれど、このニュースを読んでいるうちに幼稚園のころを思い出した。当時新潟市の上所に住んでいたわが家では月に一度、「贅沢をする日」というのがあった。 たぶん父の給料日だったのだろう。

「贅沢をする日」には家族一同、ふだんとは違う少々ぱりっとした服を着て、たいていの場合古町に行き、デパート最上階の食堂で食事をする。 当時、すかいらーくやロイヤルホストなどチェーン展開するファミリーレストランなど、姿どころか影も形もなく、庶民にとって「レストラン」といえば、それはデパートのレストランを指していた。と、思う。 少なくてもわが家ではそうだった。

古町のデパートといえば、大和のほかに丸大と小林。三つのうちのどれがどうかという区別の記憶はないのだけれど、「贅沢をする日」になると、その三つを順にはしごした。

子ども心にわくわくしながらエレベーターに乗る。「上に向かいます」というきれいなお姉さんの声。今でこそ一部でしか見なくなったエレベーターガール(今でもそう言うのかな?)が、おそらく一番一般的だった時代だろう。


食事が終わると、少しばかりのお小遣いをもらい、屋上のゲームコーナーに向かう。コーナーと言っても一区画ではなく、一つのフロアがまるまる遊具であふれていたから、今で言うならゲームセンターなのだろう。 子どもにとってはこれからの時間が一番のメインだった。

コンピューターゲームなどもちろんなかったので、遊技場に置いてあるのは、なんらかの「実態」を持った筐体(きょうたい)のゲーム。 私が必ずやるのはこれだった。

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クルマで逃走する銀行強盗を追う警察官。 右へ左へと蛇行するギャングのクルマの後ろにぴったりくっつき、拳銃で撃つ。 光センサーのようなものがあって、命中する度にギャングの人形がピコーンと倒れる。もらった小遣いはほとんどこれに投入していたような気がする。

もうひとつ、子ども心にとても気になっていたのがこれ。かなり大きい筐体で、いつも10人くらいが同時に遊んでいた。

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おどろおどろしい雰囲気を演出すべく、赤やオレンジの電球がちらちらとゆらめき、鬼だか悪魔だかの人形が出たり隠れたりの、射的ゲーム。遊んでいたのは小学高学年から中学生が主だったのかもしれないが、でも、大人も結構いたように記憶している。

販売機で弾を購入し、鎖で台につながれている空気銃に弾を込め、人形の的を撃って遊ぶ。 特に得点が出るわけでもなく、景品もなかったはずだ。幼稚園児の私には、台も高すぎ、また、おもちゃといえども結構な重さがある銃と、そのバネを操作するには非力だった。 すごく遊んでみたかった。しかし、私と同じくらいの歳の子は誰もいない。「そのうちいつか、あれで遊んでやるんだ」と決意しながらも、結局一度も触れないうちに、父は新潟市郊外に家を建て、引っ越しをした。古町が遠くなったわが家には、「贅沢をする日」も自然と消滅した。

気がつくと、デパートから「遊技場」がなくなり、かわりに「ゲームコーナー」ができていた。「実態のある」筐体のゲームがなくなり、モニター画面上に映像が表示されるだけの、バーチャルなコンピューターゲームに取って代わった。そして私はおじさんになっていた。

ああ、もういちど、あの「実体のある」筐体ゲームで遊んでみたい。

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posted by ちゃきん at 11:09| Comment(5) | TrackBack(1) |

2009年10月16日

芝生日記

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秋撒きということで先月撒いたムーンライト(ケンタッキーブルーグラス・冬芝)。 春にタキイから買った際、小分けしたパックがなく、1Kg(100u分)のうち三分の二は残っていたので、在庫一掃処分とばかりに、ちぎっては投げ、ちぎっては投げのエライ勢いの大盤振る舞いで撒いた。 写真で見ての通り、細い芝生はそのときの種から生えてきたもの。

リビエラ(バミューダグラス・夏芝)は徐々に休眠に入り始めた。 高麗芝よりも、枯れた後の色が「白い」。 濃い青のムーンライトの中に「白」なので、数は少なくても妙に目立つ。 正直なところ、あまりきれいじゃない。残念。

品種にもよるだろうが、芝生が一番根を伸ばすのは気温10〜20℃くらい。今が一番良い時期だ。 一方、梅雨から夏にかけて悩みの種だった病害は活動を弱め、播種した西洋芝生エリアは落ち着きを取り戻してきた、、、

と思っていたら、またぽつぽつとさび病が見られるようになってきた。うーむ。

夏に見られた「赤さび」だけでなく、壁側の隅には、まるで石灰を撒いたような、細かい白い粉を吹いている。それも今まで見たことがないくらいの範囲だ。とはいっても全体の1割もない。あくまで陰になる部分中心だが。

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調べたところ、どうやらこれもさび病の一種らしい。 夏にはごくわずかしか発生しなく、たいして気にしていなかったのだが、この白いさび病の胞子は、今が一番好む気候ということだろうか。

見栄えは悪くても、さび病は無視することにした夏。 しかしこの時期まで悩まされるとなると、無視するのもそろそろ限界か。サブロール溶剤は毒性も低いというし、考えてみよう。

posted by ちゃきん at 07:20| Comment(0) | TrackBack(0) | 芝生

2009年10月20日

列車の時刻表

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世の中にはいろいろな趣味を持つ人がいるが、私の目から見て、きわめて「特異」な空気をプンプンと放っているのが鉄道マニア、いわゆる「鉄っちゃん」だと思う。列車そのものに興味を持つ人がいる一方、時刻表マニアなんていうジャンルもあるのだそうで、最新の時刻表が発売されるとすぐに購入。誤植を見つけて報告するのが楽しみ(はぁと) なんていう人がテレビに出ているのを見たことがある。以前、鉄道マニアナンバーワンを決める番組で上記イラストの設問があった。私にはよく分からない世界だ。(褒めてますよ) 

時刻表検定 というものが今年で最後になるというニュースを読んだ。 昔は大ベストセラーならぬ「超」ベストセラー。しかも不動のベストセラーだった時刻表。しかし今ではインターネットでの検索が主流となり、時刻表検定の役割も終えたという判断らしい。 

・・・と、分かったように書いては見たものの、そもそも時刻表検定ってなんじゃらほい? 時刻表を丸暗記しなければならないのかな? 『越後線下り09時〜10時の新潟発は何本あるか、記せ』なんて設問があるのかな? 

調べてみると、時刻表の「使い方」の検定なので、なにも運行表を暗記する必要はないらしい。あたりまえか。試験会場には時刻表の持ち込みと参照は許されているので、設問に応じて時刻表をくくり、最適な列車やルート、乗り換え方法を選択していく。のだろう。(予想)

検定には一種と二種の二種類あり、さらに点数によって級がわかれる。、第一種には「博士」「1級」「2級」。第二種には「3級」「4級」「5級」。 この資格を持っていると、旅行会社に就職する際には特記事項として優遇されたりするのかな。それとも、単なるマニアの自己満足の世界? さぞや歴史のある検定かと思ったが、実は今年で15回目。 なんだそんなものなのかというのが正直な気持ちだ。

もう20数年も前の話。私がヨーロッパを40日間ほど一人旅した際、トーマスクック、、、といったかな?ちがったかもしれない・・・ヨーロッパの主な列車が記載されている時刻表を東京の書店で購入し、現地に持って行った記憶がある。 赤い表紙の時刻表。出発までの一ヶ月間、時間があると自室で時刻表をながめ、あれこれとヨーロッパの風景を想像しながら旅行プランを練った。それだけで十分にわくわくと楽しかった。

物心ついたときからネットが身近にあった若い人ならともかく、おそらく買ったことのない日本人などいないだろう時刻表。 列車に乗って旅行に行くとなれば、使うのは当然と思っていた時刻表。 特急や新幹線などでは、時刻表を手元においた旅行者やビジネスマンの姿を見るのは、ごくごく普通の光景だ。

しかし一般人が時刻表を使うというのは、世界的にはとても珍しいらしい。 実際、ヨーロッパでは時刻表をくくっている旅行者にほとんど出会わなかった。むしろ時刻表を手にしている私が、乗り継ぎについて現地の人から質問されたくらいだ。 時刻表などという小難しいものは、駅員と、あとはせいぜい一部のマニアが使うものらしい。 旅行始めに知り合った人からその話を聞いて、『なるほど、時刻表ひとつとっても、日本人の几帳面さの表れなのだなぁ』と感心したものだが、しばらく旅行するうちに本当の理由を知った気がする。だって列車が全然時刻表通りにこないんだもの。特にスペインとイタリア。これじゃあ時刻表なんかあったって、意味無いよね。

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2009年10月21日

世界むつかし噺 「新・ベニスの商人」

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新潟のニュースが全国で話題になっているみたいですが・・・

http://news.www.infoseek.co.jp/topics/society/n_lost_property__20091021_5/story/20fuji320091020205/

 預金通帳や印鑑が入ったかばんを拾った新潟県魚沼市の男性が、落とし主から謝礼の支払いがないのは遺失物法違反だとして、落とし主に255万円を求める訴訟を新潟地裁長岡支部に起こした。


 訴状によると、男性は8月中旬、市内の路上で預貯金通帳7冊や印鑑、給与明細などが入ったかばんを拾い、警察に届け出た。かばんはその日のうちに落とし主に返され、拾った男性は謝礼を求めたが支払われていない。男性は「通帳の預貯金残高は1700万円以上あり、謝礼としてその15%を支払うべきだ」と主張している。

落としたものが現金の場合、5〜20%の報労金を拾い主に支払わなければならないと法律で定められている。しかし今回、通帳と印鑑が現金にはあたらないのではないかということらしい。確かに落とし主が失効手続きをとれば、1700万円の価値は無くなる。過去、似たような裁判では判例が割れているという。

ううむ。

おもてに出てきているニュースだけでは、たとえば

落とし主は礼の一言もいわなかったのか? とか、そのお金は落とし主個人のものなのか。 とか、残高1700万円の中から10万円程度の謝礼も払えないほど余裕のない財布事情だったのか?とか。

事実関係というよりは「情」の部分での詳細が分からないから、このニュースだけでどちらかを批判することはできない。でも、そりゃーなー、残高1700万円の通帳と印鑑を正直に届けたのに、一銭も謝礼がないとなれば腹が立つのはすごく分かる。というか私だったら怒る。訴訟するかどうかは別にしても。

学生のとき、2回ほど財布を交番に届けたことがある。あれはけっこう面倒なもので、こちらの連絡先はもちろんのこと、財布をどこで拾ったのかなどの記録を取られるため、結構な時間がかかる。嫁は子どものころ、むき出しの5千円を拾って届けた際、「どうせわからないから、いいよ」と警察官に言われ、そのまま友人と山分けしたという。おそらく警官だって本音の部分では、少額の落とし物だったら持ってこなくていいよ、くらいのことは思っていそうだ。

今回の件も、拾った人は「自分の時間」を裂いて財布を交番・・・かどうかは分からないけれど・・・に届け、手続きに時間を取られた。なにしろ1700万円の通帳だから、ドキドキしたはずだ。もしかするとワクワクもしたかもしれないけれど、それは責めることじゃない。仕方ないよ、人間だもの。みつを。そうやって使ったその人の時間に対し、一銭も謝礼無しではさすがにいかがなものかと思う。

ともあれ、裁判でどう判断を下すのかとても興味がある。 

事実関係として気になるのは、落とし主は「すぐさま」通帳を無効にする手続きをしたのかどうか。 もしも拾い主が届けた時点ですでに無効になっていたのであれば、確かに「単なるモノでしかない」との主張も客観的に認めざるを得ない。が、もしもまだ届けた時点で「生きていた」のであれば、これはほぼお金と一緒ではないか。悪用されなかっただけラッキーだっということで、きちんと支払い命令を下すべきだ。 私はそう思う。

落とした財布が届けられるなんて、海外では「100%あり得ない話」だと聞く。それは日本人の道徳観によるものが大きいにしても、正直に拾って届ければ、びくびくすることなく1割分が自分のモノになるという事情も大きいはず。

正直に届けても、それが通帳ならばたとえ残高一億円でも一円ももらえない。法的にそんなことになれば、忙しときに拾った通帳は届けたりせず、そのまま適当にうっちゃっておくだろう。その行動を、一体だれが非難できるだろうか。

posted by ちゃきん at 15:29| Comment(0) | TrackBack(0) |

2009年10月22日

ハイブリッドカーと、どですかでん

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ハイブリッドカーのうち、たとえばトヨタのプリウスなどは低速走行の際はモーター「だけ」で走る。全てのハイブリッドカーがモーターのみで動くわけではないけれど。

さて、そのプリウスのようなモーターのみで駆動するクルマの場合、エンジンが作動していないだけに、基本的には無音だ。 ささやかなモーター音やロードノイズはするのだろうが、屋外ではまず聞こえない。 歩行者にとって、背後から無音でクルマが近づくというのは危険だということから、意図的に音がするような装置を取り付けることになりそう。ということは、これから多く出てくるだろう電気自動車も、当然ながらこの装置が取り付けられるはず。

装置から流れる音はどうなるのか。チャイムやベル、音楽のようなものも考えられたようだが、住宅街などでは逆に迷惑。クルマとして違和感がありすぎるということで、結局エンジンに似た音が採用されそう。 試作品もテレビで映されていた。 確かに妥当な線ではあるけれど、正直な感想を言えば、おもしろみのない決定だなと。

無音で背後から迫られびっくりした。といって思い出すのは自転車。 ちなみに私、後ろからちりんちりんとベルを鳴らされるとむっとしてしまうタイプ。 「なんでそんなことで腹を立てるのか」と言われたこともあるけれど、ベルという道具で追い立てられるのがどうにも癪にさわる。 運転者が室内にいる自動車とちがって、直接声をかけることもできるのだから、「すみませーん、通りまーす」の一言お願いするくらい、大変なことでもあるまいに。それをなにさ、ベルで追い立てるなんて、むきー。

と、なんだか理由を書いていると、こちらの人間の器の小ささが目立つようで、アレだ。

ところでイラストの元ネタが分からない人は、黒澤明、どですかでん で検索してください。 「どですかでん、どですかでん」と列車のマネをして街を走る、列車好きの主人公と、街の人々との触れ合いを描いた映画。 というほど単純でもないのだけれど。

posted by ちゃきん at 13:13| Comment(0) | TrackBack(0) |