2009年06月08日

芝生日記。リビエラ・ムーンライト混合

何度かいい加減にトライしては失敗を繰り返していた西洋芝への張り替え。今回もうちょっと腰を据えてやってみることにした。

ネットで他の人の様子を見聞きして、それなりに参考になったり安心材料になったりした。なので少しは誰かの役に立ちますようにということで、芝生日記をあらためてつけてみる。

ここまでのあらすじとしては (あらすじ?)

  • 筆者は新潟市在住
  • マンション一階なので庭がちょっとばかりある
  • マンション所有の庭 ということで、芝生以外は植栽できないことになっている
  • 最初に張られていたのは高麗芝、だと思う。

さてここからスタート。

いきなり全面張り替えは労力的にも、また度胸の上でもやりづらいために、半分にトライ。

5月1日ころ作業開始。面積はおよそ3×4mの12u。

掘り起こし、それまでの芝生をバリバリと撤去。半日作業だった。 はがした芝は日に数日さらし乾燥させた後、ばんばん叩いて土を落とし、ゴミとして出す。写真の新潟市指定ゴミ袋大で三袋ほどになった。

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芝の種は タキイのネット販売から購入。→タキイ種苗芝生

タキイのサイトの品種カタログページで、

「中間暖地」→「年中緑の芝生にしたいですか・はい」→「ウインターオーバーシードをしますか・いいえ」→「寒冷型芝生だけで年中グリーンを保たせますか・いいえ」と選択。 その結果、夏芝(バミューダグラス)としてリビエラを、冬芝(ブルーグラス)としてムーンライトという品種がオススメと出た。素直に従うことにする。

リビエラの特徴としては、夏の繁殖力が旺盛ですり切れに強く、サッカー場などに適する。夏芝なので冬は休眠するが、春の萌芽が早い。ムーンライトの特徴は、冬芝だが耐暑性も高くうまくいけばこれ一種で年中緑が期待できるという。詳細は上記タキイのサイトをご覧のこと。

リビエラを小袋で2つ、ムーンライトは小袋が売り切れていたので、1kgを1つネット販売で購入した。合計約5千円なり。注文した四日後に到着。この二種類を混合して撒く。 混合率はタキイネットの説明によると、ムーンライト70%・リビエラ30%の重量比。つまりは約2対1の割合で混ぜる。

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リビエラの種は紫色にコーティングされている。これは殺菌と発芽促進の薬品が混ぜられているのと、撒いたときに目立ちやすくするのが目的だそうだ。ムーンライトの種はリビエラに比べるとかなり小さい。

合計播種量は1平方メートルあたり20〜30g。 ところが私は量を勘違い。一回目の播種は1uあたり10グラムとだいぶ少なかったのが後日判明。従って、しばらく様子を見てから追い撒きするとにした。結果的に追い撒き分と、6月になって追加した面積分も含め、ムーンライトを約300g、リビエラは1袋を使った。現在まだ半分以上残っているが、これは秋にでも撒く予定。

播種の方法はわりとおおざっぱ。 手で撒いた後、ホームセンターで購入した芝の目土をふるいを使ってかけていく。軽く覆う程度、厚さは3mmくらいか。ホームセンターで購入した20リッター入りの目土を2袋使用した。

ひとつ大きな問題がある。わが家は場所的な原因もあって、時々猛烈な風が吹き抜きていく。ある日など、土を入れたプランターが吹っ飛ばされ、お隣さんに迷惑をかけてしまったくらいだ。 冬には物干し台が倒されたこともある。当然むき出しの土や砂など、いとも簡単に吹き飛ばされてしまう。

過去何度か思いつきでやった芝生の播種も、この風のために大失敗している。今回少しは学習したところを見せなければならないので、不織布を購入しべた張りする。80cm×8mで980円くらいだったと思う。

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この日以降、ほとんど雨が降らなかったこともあって毎日散水。日によっては朝と夕方の二回。

播種8日目、不織布をめくってみると芽が出ていた。

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↑クリックで拡大

後で分かったことだがこれはムーンライトの芽、ひょろりとした細い芽が一本出てくる。逆にリビエラは発芽まで20日近くかかった。↓この写真も同日、播種8日目。遠くから見たのでは、ほとんど緑になっていない。

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さらに一週間経過。

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播種14日目。最初に撒いた量が少なかったので、芽の出ていない場所に追い撒きをする。同時に不織布を撤去。 ただし翌日あらためて不織布をかけることにした。本当に不織布を撤去したのは播種20日を経過してからだった。

一週間経過。

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↑6月2日の写真。

ムーンライトはだいぶ伸び、分けつ(ひとつ株から別の茎が出てくること)も始まった。じっと観察すると別な芽が出ていることに気付く。リビエラの芽だ。

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ムーンライトに比べると色も形も異なる。 ムーンライトは新緑の淡い緑、対してリビエラはかなり濃く青に近い。そして葉のフチが紫色。 ムーンライトは一本の細い芽が出てくるのに対し、リビエラはいきなり二枚の葉が出てくる。葉が平行脈の植物は単子葉の芽が出てくると思いこんでいたのでちょっとびっくり。

それにしても発芽が遅いぞリビエラ。 確かにタキイのサイトにも「初期成長は遅い」と書かれているが、想像以上の遅さ。

ネットで他の人の情報を見ても、たとえばリビエラのみを植えた人はあまりの発芽と初期成長の遅さにイライラ。「もしかして失敗したのではないか」と不安に駆られていた様子。 ある人のブログには「芝生らしく成長するまで2か月もかかった」という記述も。 ただし一度成長してしまうと、夏の繁殖力はかなり強烈らしい。頑張れリビエラ。頑張って早く匍匐茎を出すくらいに成長しろ。 と、サルカニ合戦のカニみたいな気分になる。

ムーンライトはかなり成長。↓クリックで拡大

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四日経過。

6月6日、庭の別部分 ・・ここもカラスなどのためにボロボロになっているのだが・・ を、完全に芝生をはぎ取るのはやめて、草取りの要領で鎌で表面を刈り取る。今度は規定量を守って混合種を撒く。

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2日と比べてもだいぶ芝生っぽくなってきた。でもリビエラはというと、

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6月2日の写真と同じ芽です。リビエラだけを撒いていたら、きっと我慢できなかっただろうなと思う。

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とりあえずここまでの記録。

肥料は播種20日目くらいに、粒状の有機肥料をパラパラと撒きました。

posted by ちゃきん at 17:25| Comment(3) | TrackBack(0) | 芝生

2009年06月09日

ツメクサがやりたい放題の件について

「芝生養生とは、雑草との闘いと見つけたり」 と、江戸時代の葉隠れ芝生編に記されているように(嘘です)、庭を芝生一面にしたいと思い始めると、いろいろな草と壮絶な陣取り合戦を繰り広げるハメになる。

わが家は犬を飼っていて、これがまた時々芝生をバリバリと食べるのだ。したがって庭に薬品の類は極力 ─というか、絶対に─ 撒きたくない。当然除草剤も今まで一度も散布したことがない。

経験上、縦に伸びる草は比較的となんとかなる。一日10分くらい、朝や夕方の気が向いたときにプチプチと草むしり。 子どもの時には苦行でしかなかった草むしりも、今は単純労働がちょっとしたストレス発散の機会になっているような気がする。 てめ、この、雑草め。おまえなんかこうしてやる。ばきばきばき。みたいな。

あぶないですね。

話を戻すけれど、縦に伸びる雑草は割と手抜きでなんとかなる。問題なのは地面に沿って横にはびこるタイプ。2年前に初めて見つけ「おや?これはなんだ?」と思っていた植物に、今や庭の10パーセントは覆われてしまっている。とにかくものすごい繁殖力、しかも一度広がると手で駆逐するのはほとんど無理だ。

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ツメクサというものらしい。

これがとにかくエライ勢いで勢力を広げていく。根は細かく、びっしりと土にしがみついている。そのくせ茎は弱いため、力任せに抜こうとしても途中でブチブチちぎれるだけ。ネットで駆除方法を調べてみるものの、「一度はびこってしまうと完全除草は難しい」とある。そういうのは先に言ってくれと、どこかに当たり散らしたくなる記述だ。

では薬剤散布でも・・・と思ったものの、ツメクサは葉が針のようにとがって表面積が少ないため薬の吸収が遅く、除草剤散布をしても効果が薄いらしい。 結果的には、開花前にがんばってつみ取るしか手はなさそうということに。 一年草なので、次への世代を断ち切ればなんとかなるかな? ということらしい。

ツメクサにもいろいろ種類があるようだが、わが家ででかい顔をしているのは花びらがとても小さい種類。 花全体は「壺」のような形をしており、その縁(へり)部分に、申し訳程度の白い花弁が開く。 そして一定期間が過ぎると、「壺」の中には

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種がぎっしり詰まってました。左側に写っているのは私の指先。

うわわ、こいつが、こいつが庭の10%を浸食した元凶か。てめー、このやろー!

そっと摘んで手のひらの上でトントンと叩くと、極小の種がパラパラと落ちた。

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posted by ちゃきん at 11:33| Comment(0) | TrackBack(0) | 芝生

2009年06月19日

芝生記録

播種は5月11日。一週間ほどでムーンライト(ケンタッキーブルーグラス・冬芝)が芽を出し

5月25日には

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そして播種から約40日経過。本日6月19日の様子は

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細菌繁殖抑制のために、木酢液を散布。 また、粒状の有機肥料の他、0.2%濃度の尿素溶液を1uあたり1リットル撒いた。  水やりは播種から一週間は毎日、朝と夕方の二回、あるいはどちらか一回。 二週間経過後は天気を見ながら一日一回、もしくは二日に一回。

ただし色々なサイトを見ると、 地下にある水を吸い上げようと思うから根は下に伸びるのであって、あまり頻繁に散水すると根が怠けて伸びない可能性があるとのこと。なるほど、そうかも知れない。

最近は「散水するときはたっぷりと。そのかわり表面が乾いたくらいでは我慢」の水やりを実行している。もっと梅雨に入ったこともあり、三日おきくらいに雨が降っているから水やりをする必要がないのだ。

最初の播種量が規定量の三分の一くらいしかなかったので心配していたが、それなりによい感じで地面が覆われている。かな?

でも、たしかにあちこち薄くて今年は「緑の絨毯」はちょっと難しいかなといった印象。 夏になり、リビエラ(バミューダグラス・夏芝)がどかんと成長してくれると穴もふさがるとは思うが。

そのリビエラ。初期成長の遅さにイライラする品種であることは前回記したが、ようやく伸び始めてきた。

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他の方のサイトに書かれているように、ムーンライトの茎が上に伸びるのに対し、リビエラはいきなり水平方向に成長を始めている。

ムーンライトを撒いた人のサイトを見て回ったところ、地下茎を張って横方向に伸びるには2年くらいかかるらしい。リビエラは地上の匍匐茎で、初年度から広げるという。それを信じて、今はまだ地面があちこち見えまくっているが、追い撒きはしないことにする。今から撒いても、芽が出た瞬間に真夏ではどうせダメだろうし。

ところで最近、スズメがとにかくたくさん庭にくる。カラスはこないものの、スズメがとてもしつこい。庭でなにかを突いているので、よくよく観察すると、あちこち小さな穴が。

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しばらくじっと観察していたら、土中からもそもそと小さなコガネムシ?が出てきた。

幼虫は根を食べるために芝が弱ってしまうようである。 サイトを見ると「スミチオン」という薬を散布すると良いようだが、うーむ、そのくらいは自然環境を受け入れるということで、我慢しようと思う。ちょっとくらい芝生が枯れても、それまた自然の一環だものね。 

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これは6月に入ってから種をまいた場所。細かい雨を受けて、きらきら光っていた。

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2009年06月28日

芝生記録

わがやのくるみさん。トイレのしつけはできているものの、それでもトイレよりは芝生の上でおしっこをしたいらしく、庭に出すとちょっとした隙を見ては

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すぐ念入りに散水しておけばさほど被害はないのだが、気がつかないで放置しておくとかなり悲惨なことになる。

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高麗芝よりもダメージが大きそう。 ネットで調べても耐塩性は一般的に 高麗芝>西洋芝 らしい。

ムーンライト(ケンタッキーブルーグラス・冬芝)は特に被害大。まだ若い芝であることも含め、おしっこの直撃を受けたものは死滅してしまったようだ。

それでも

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この部分以外にも、たとえば播種ムラなども含めて禿げたような空き地があると、その周囲の芝生の成長が特に著しくなり、空いた部分を徐々に芝生が覆うようになる。

自然はすごいねぇ。

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初期成長が遅いリビエラ(バミューダグラス・夏芝)だが、先日の日記に載せたこの部分は

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現在は以下のようになっている。

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他の人のサイトを見ると、リビエラに近い種類のティフトンは夏のピークに 「ライナー(匍匐茎)が一晩で10cmも伸びた」という記述もある。 これからが楽しみだが、はたしてムーンライトは夏の暑さにどれだけ耐えられるかが心配。

種を購入したタキイのサイトによると、リビエラの葉色は濃いそうだが、今はよわよわしい緑。若竹のような色をしている。これから夏に向けて濃くなるのか。 ムーンライトの葉色は濃緑になり、場所によっては青に近くなってきた。 現在のところ、葉色に関しては

濃緑) ムーンライト - 高麗芝 - リビエラ (淡緑

このような状況。

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西洋芝の病気に対する弱さを心配していたが、今のところくるみさんのおしっこが最大の敵である以外は特に問題なし。 梅雨に入ったものの雨が少なく、葉の様子を見ながら3日に1回ほどの割合で散水。(ただし地表がまだ覆われてなく、特に乾く場所はこまめに散水)

6月は粒状の有機肥料を2回。40g/u。

じょうろで尿素0.2%を1リットル/u を2回散布。同時に木酢液1000倍を散布。除草剤や殺虫剤などは一切散布せず。

posted by ちゃきん at 11:24| Comment(2) | TrackBack(0) | 芝生

2009年06月30日

芝生日記

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壁に近い所を中心に、さび病が発生してきた。写真は高麗芝の部分だが、播種した西洋芝の場所にもぽつぽつと見られるようになってきた。

さび病は芝生に限らず植物全般に現れる病気。菌が原因で、赤さびのように見えるものは菌の胞子なのだそうだ。(リンク先参照のこと)

要因のひとつは日照不足と過度の湿り気。芝が老化していたり、肥料が足りない場合にも発生しやすくなるらしい。 わが家の場合、壁側の芝生が多くやられていることから、原因として考えられるのは日当たり不足と風通しの悪さからくる過湿。 とは言え、もっと日陰になる部分は案外平気なので別な原因も考えられる。 思いつくのはサッチ。多く発生している高麗芝の部分はサッチ(枯れた古い芝)除去が甘く、それが湿度の元になっている可能性が大。 やはりサッチ除去は大切だねぇ。

さび病は葉の部分のみに寄生し、根そのものがやられることはないそうだ。 これが原因で芝生が絶滅ということもなく、ネットのQ&Aを見ても 「気にしてもしょうがないので、今は諦めた」と答える人や、農薬などを取り扱っている人は「こんなのは芝生の病気のうちに入りません」と答えていた例もあった。 見た目が悪いし一時的に葉が枯れてしまうのは確かだけれど、人間で言えば「風邪をひいた」レベルと考えた方がよさそう。 拡散を抑制する薬もあるが、ここはがまんして撒かないことにした。 天気が良いときにサッチ除去と、病気にかかっている葉の刈り取りをやっておこう。

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まだまだ成長し始めたばかりなので、結論づけてしまうのは危険なのだが、どうもリビエラはライナーが浮き上がってしまう性質があるようだ。ネットで調べた時にもリビエラを撒いた人の日記に 「ライナー(匍匐茎)が浮き上がってしまう」という記述があった。

タキイサイトのリビエラ説明には 「ライナーの浮き上がりも少ない」という記述があったので気になっていた。「少ない」とわざわざ書くのは、この種類は元来ライナーが浮く性質があるのだろう。

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※高麗芝は4年目、リビエラはまだ2か月目。特性はまだまだこれから変わる可能性も。

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芝生と関係ないけれど、庭に植えたアサガオ。 今朝みたら葉の一部がドス黒くなっていてびっくり。 ネットで検索すると水のやり過ぎによる根腐れか、あるいは肥料のやり過ぎが原因とのこと。 思い当たるのは昨日、ホームセンターで買ってきた芝生用の液肥を撒いたこと。そのときアサガオにかかってしまったのだろう。

通常の園芸用液肥、たとえば現在嫁がアサガオにやっているハイポネックスは、窒素・リン酸・カリの割合が6:10:5。 私が昨日撒いた芝生用の液肥は8:8:8だ。 液肥は即効性肥料なので、被害もまた速効ということか。

posted by ちゃきん at 12:20| Comment(0) | TrackBack(0) | 芝生