2006年02月08日

「モッタイナイ」と「いただきます」

モッタイナイ と いただきます

どちらも話題になったので知っている人は多いと思うが、知らない人はとりあえずリンク先を読んでおいてください。

モッタイナイ(MOTTAINAI)は、ノーベル平和賞受賞者ワンガリ・マータイさん(ケニア副環境相)が進める「MOTTAINAI(もったいない)キャンペーン」。 地球の資源を大切にするためにも、日本の「モッタイナイ」の精神を世界に広めようというキャンペーンだ。

以前、金沢市に住むスキー仲間がいた。と、過去形になってしまうのは最近私はスキーを全くしなくなったので、その人とも疎遠になっているからなのだが、今から8年くらい前だろうか。その人はテキサスに転勤になり、1年ほどアメリカで働いてきた。
勤務期間が終わり、彼が日本に戻ってきたときにいろいろな話を聞いた。その中で一番印象に残っているのが、『英語には日本語の もったいない に該当する言葉がない。もちろんその概念もない』ということだった。

彼が働いていたのはテキサスである。テキサスが実際にどんなところか私は全く知らないが、アメリカ人が日本と聞いてフジヤマ・ゲイシャと思い浮かべるレベルで、テキサスといえばカウボーイを想像してしまう。実際に牛は多いし、とにかく「田舎!」だったらしい。

彼は職場の仕事仲間(もちろんアメリカ人)と昼食を食べに行く。すると、どう考えても食べきれないほどの大きさのステーキが出てくるらしい。それだけでなく、付け合せのポテトもこんもりと山のように盛られて出てくるという。さすがアメリカ人、食う量が違うなと思っていると、さすがに彼らとて人間、全ては食べられないのだった。 で、残す、残す。とにかく注文した料理を平気で半分以上残す。

由緒正しい日本のおっさんである彼は、「もったいないじゃないか」と言おうとして、はて?英語でなんと言えば良いのかと考えたそうだ。

ちなみに、今、私の手元にある電子辞書を引いてみる。

もったいない【×勿体ない】

1〔惜しい〕wasteful
水をそんなに流してはもったいない 「How wasteful [What a waste] to let the water run like that!

2〔過分である〕
私のような者にはもったいないおほめの言葉です Your praise is more than I deserve. / I don't deserve such words of praise.
彼女の立派な料理は彼にはもったいない Her fine cooking will be wasted on a man like that.

3〔恐れ多い〕
そんな所に仏像を置いてはもったいない It is a sacrilege to put a Buddhist image in such a place.

Progressive Japanese-English Dictionary, Second edition ゥ Shogakukan 1993.プログレッシブ和英中辞典 第2版 ゥ小学館 1993.

こんな感じだった。たしか彼も「wasteful」なんて単語を辞書で見つけて(いや、ちがったかもしれない。よく覚えてない)、後日、昼食時に食事を残したアメリカ人に言ったのだそうだ。すると「では、おまえがこれを食べれば良い」と、ステーキが残った皿を彼に押し付けた。ようするに「捨てなければいいのだろ」というわけである。「キミが代わりに食べればいいじゃないか」と。

後日、彼の奥さんとアメリカ人夫婦とでバーに行き、「モッタイナイ」について論議をしたそうだ。彼いわく、『とにかく、食べ物を捨てることへの概念が全然違うんだよ』とのことだった。しばらくの間忘れていた話だが、昨年末にこの「MOTTAINAI(もったいない)キャンペーン」のことを知って思い出したのだった。

「いただきます」 の話題については、、、まあいいよね。
私にとっては、「金を払っているからいただきますなど言う必要はない」という論理は、「ウンコをしたあとでお尻を拭こうと拭くまいと、個人の自由」なんていっているのと同レベルの内容だ。いちいち意見を書くのもめんどくさい。ちなみに私たち夫婦は、学校給食並みに必ず合掌してから「いただきます」を言う。これは我が家の掟である。命あるものをぶっ殺して、その生命を私は喰らう。

アメリカの人も食事の前にお祈りをするが、祈りをささげるのはたぶん「食事を与えてくださる神様」に対してだ。皿の上に乗っている生き物たちの命に感謝しているのとは違うのだと思う。 多分というか、間違いなくそれは宗教的価値観の違いなのだろうけれど、食べ物を残すことに無頓着なのも、もしかするとそのあたりが根源にあるのかもしれない。もったいない と いただきます。二つの記事を見て、ふとそんなことを思った。

だとすると、MOTTAINAI の精神が世界に広がるかどうかは、布教に近いのかもしれないね。
posted by ちゃきん at 16:04| Comment(2) |

2006年02月09日

声に出して広めたい新潟弁

昨日書いたように、『世界には「もったいない」に該当する言葉を持つ国がどうやら少ないらしく、だから世界に「モッタイナイ」という言葉を広めようとする運動がある』らしい。

話の範囲がワールドワイドになってしまうと、正直なところ私の頭で考えられる範囲を超えるのだけれど、実はこれにすごく似た経験が私にもあるのを思い出したので、もう少ししたら担当の人と打ち合わせに行かなければならないし、その資料を作らなければならないのにこうして更新をしているのである。ま、一般的には現実逃避といいますねわっはっは。(笑っている場合じゃないぞ私)

新潟弁にも、標準語に直したのではニュアンスの伝わらない言葉がある。じれったいので大抵まず周りの人にその言葉を教えることにしている。それは、「のめしこき」と、「しょったれ」だ。意味わからん人は、ネット検索すれば大抵すぐ出てきますからここでは割愛。

私は大学を卒業してすぐに和食系のレストランで務めていた。私のハンドル名を見れば分かる人にはわかるだろう。ああ、打ち合わせまであと二時間・・・。

でだ。(ひらきなおって)

東京、神奈川、そして群馬と、いくつものお店で働いた。パートさんやバイト君の教育が仕事の1/3、1/3はお客さんからのクレーム対応。残り1/3がお店の数値管理。そんな感じだ。
バイトくんは、一生懸命やる子は一生懸命だけれど、使えない子はまったくダメの介。 かと言って「怠けるな」と言うと、そりゃやっぱりカドが立つ訳でいろいろと難しい。

そんなときには「ほれ、のめしこくなてば」である。
「ほら、怠けるな」ではカドが立っても、これならばわりと平気だ。(平気か?)

同様に、制服の着方がだらしない子には、「ほら、だらしない!」ではなくて、「ほれ、しょったれてんな」である。これならば言われたほうもわりと平気でカドが立たない。(そうか?)

さあ、全国に散らばった新潟県民よ。「のめしこき」と「しょったれ」の言葉と概念を、広く知らしめようではないか!

と、さて、仕事しなきゃ。
posted by ちゃきん at 11:08| Comment(9) |

2006年02月13日

にいがた食の陣、当日座

11日、にいがた冬 食の陣 当日座


力みすぎて10時まえに古町到着。まだどこも開いてねーよ。


『端から順番に攻めていく』のが我が家のお約束なので、まずは8番町へ。すると、越後もち豚の串焼きが美味そうなニオイをだして焼かれていました。



早速買う。周りはまだ誰もいねーよ。


味付けは塩と胡椒のみ。でも、噛むと豚肉の脂がじわわわーと染み出してきて、これがもうたまらん位に美味しい。思わずもう一本買おうと思ったけれど、これからのコンディションを考えて思いとどまる。(たかが食の祭りのクセに、真剣だね♪)


 




でも、結果的には私はこの越後もち豚串焼きが一番ウマかったね。腹が減っていたからかもしれないけれど、 とにかくこれに匹敵する豚肉料理はそうそうあるもんじゃないね。うん。


お目当ての「真鱈の白子鍋」は11時からのようで、まだ時間がある。しかたないので一旦前進。


食の陣当日座では定番となった感の有るボルシチ。300円でパンとワインもつきます。


 



11時が近づいてきたので、再び8番町へ。となりには今回限定の「越後もち豚カツバーガー」と「南蛮海老しんじょうバーガー」を求める長蛇の列。どちらも限定100食なので、だれがどう見ても列の途中で品切れ必至。私の目には無駄な努力にしか見えないのだけれど・・・・。 案の定、列に並ぶ中年の御夫婦が、「無駄だから他に行こう!」というお父さんと、どうしてもあきらめられないお母さんとで険悪な軽く言い争いになってました。しまいにゃお父さんだけどっかいっちゃうし・・・。


列には嫁を並ばせ、私はその隙に日本酒を買ってきます。さて、いよいよ11時。去年イチオシで美味かった白子鍋。これだけは私と嫁一つずつ購入します。(他は2人で一つを分けて食べてます。だって多くの種類を食べたいからね) 


まだ昼にもなっていないうちから、カップ酒を飲む私。人として地に落ちているといっても過言ではないでしょう。でも、今日はダメ人間の方が多数派だから、全然平気ー♪


真鱈の白子鍋、500円。とろとろでウマー。


ただ、去年と比べると明らかに白子の量が少ないぞ、ムキー。感覚では半分くらいかしらん?


去年は限定商品だった分だけものすごいサービスだったのかもしれないけれど、ちょっと残念な私。




 


 ちなみにこれが去年の白子鍋。


さて、11時からさっそく一杯引っ掛けて上機嫌。こんな時間に嫁の目の前で飲んでも大丈夫なのは、正月と食の陣くらいだ。さっそく次にいきましょー。おー。


 


今まで色のきれいさに引かれながらも、手を出したことのなかった日本酒カクテルコーナー。300円 今年は初めてチャレンジ。名前は・・・・そんなの覚えてねーよ。お味はメロン味。・・・・


えーと。・・・私は日本酒はそのままでいいや。ごめん。


新潟地鶏鍋。おにぎりつきで300円。肉団子がぷるぷるでウマー。汁ものばっかりでそろそろこのあたりからお腹がたっぷんたっぷんに。。。


なにかご飯が食べたいなー、ということで、


 


こちらを、、  


いや違う。


 サケイクラご飯。500円だったかな?


 コーヒーで小休止。100円。ちゃんとサイフォンで入れてました。(でも、その分ちっとも客さばきがおいついていなかったけど・・)


 


このあと散歩しつつ、万代シティ会場まで移動。雪交じりの雨が降ってきて食欲もややうせる。  っちゅーか、もう腹いっぱいだっつーの。でも、嫁が一番好きだというのでこれは外せない、キムチチゲ。300円。 昨年よりも辛かった気がする。でもウマー。


 


振り返ってみると、思ったよりも食べられなかった。もうちょっと天気が良ければ、ゆっくりと時間をかけつつ、あと二つは食べられたんじゃないかと思うけれど、雨が降ったり雪が降ったりのあの天気じゃね。ちょっと落ち着けなかった。


とにかくお腹いっぱい。汁でお腹がたっぷんたっぷん。ごちそうさまでした。ゲフー。

posted by ちゃきん at 00:16| Comment(4) |

2006年02月22日

幼稚園児2名が、殺害された事件について。

幼稚園児2名が、殺害された事件について。

おそらく私の「書けなかった話。国際結婚」を読んだ人は、私と同じことが頭に浮かんだんじゃないかと思う。

事件は残虐であり、園児2人を殺害した容疑者はきちんと法の裁きを受けなければならない。と、それはもちろん前提とした上で、はたして彼女は日本の地に来て、周りからやさしく受け入れられていたのだろうかと、その部分がとても気になる。

滋賀園児殺害:鄭容疑者、農村支える「中国の嫁」

琵琶湖と伊吹山地に囲まれた湖北地域にある長浜市。この地域には、同様に来日した中国人女性も多い。中国には、日本人との結婚をあっせんするヤミ業者もなお存在する。


この記事全体を読めば、限られた文字数できちんと書いてあると思う。当然だか記事には「文字数」という明確な枠があり、そしてなにより売れなければならないという重い足かせがある。そのなかできちんと書いてあると記事だと思う。
思うのだけれと、読者がそれをどう解釈するかはまた別の話だ。そもそも、今回の事件と結婚仲介闇業者の話がなぜリンクするのだろうか? 闇業者がいることが原因でこの事件は起きたのか?彼女は闇業者によって連れてこられたのだろうか? 記事にはそうは書いてないようだ。つまりちょっと冷静に考えればこの記事の趣旨が「おかしい」と思うのは当然のことだ。しかしそれを書かないと売れる記事にはならない。それを促しているのは私たち読者だ。
 おそらくこの記事のスキャンダルな部分だけ読んだ読者は、これまで以上に偏見の目で『貧しい国から来た花嫁』を見ることだろう。そして同様な事件が起きるかもしれない。私たち野次馬は、加害者に憎しみの目を向けるのなら、その事件の背景に対しても憎しみの目を向ける必要があるのではないか。

来日7年、友達できず 園児2人殺人の容疑者

 「なかなか友達ができない。あなたが唯一仲良くしてくれる」 。04年春、夫の実家のある滋賀県木之本町から長浜市に引っ越してきた鄭容疑者は、知り合った近所のパート女性(34)にそう漏らしていた。女性に知人からメールが届くと「友達多くていいねー、いいねー」と声をかけた。


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昨年、日本の出生率はついに1.2を割ってしまった。私は未来をこう予測する。

遅くても30年後、早ければ20年後、日本は昔のアメリカのように、外国からの移民を正式に受け入れなければ成り立たなくなる。 私たちの老後は、日本に出稼ぎに来た人たちによって支えられる。

貧しい国から来た人たちを、さげすみの目で見ている余裕などないのである。
posted by ちゃきん at 10:11| Comment(0) |

2006年02月26日

水に浸かった携帯電話


携帯電話が水につかっています。間違って落としたのではなく、意図的に水につけてます。しかも塩やら砂糖やら洗剤やらいろいろと混ぜてます。


いよいよ引越しまであと一週間、嫁が今まで廃棄せずにいた彼女の歴代携帯電話。捨てる前に、どこかの誰かがデータを取り出せないように、こんなことをしたのでした。
 物理的に粉々に壊せばいいじゃないかと思うのですけれど、砕くことには彼女の心理的抵抗があるらしいくて、溺死させることになったのです。 どっちも同じじゃん。と、私は思うのですけれどね。

posted by ちゃきん at 21:01| Comment(3) |